不動産仲介の仕組みについて
初めて不動産を購入する方から
「仲介手数料がかかったり、かからなかったり、仕組みがよく分からない」
「なんで仲介手数料がかからない場合があるの??」
「仲介手数料が半額になるって裏があるんじゃないの??」
など、仲介手数料の仕組みがよく分からない、との声を聞くことがあります。
今日は仲介手数料の仕組みについて解説していきたいと思います 😎
仲介手数料の仕組みって??
不動産を購入するときの買い方は主に3つのパターンがあります。
それは
1.その物件を建てた会社から直接買う
2.売却したい方と買いたい方のあいだに不動産会社を1社通して買う(両手仲介)
3.売却したい方と買いたい方のあいだに不動産会社を2社通して買う(片手仲介)
この3つが基本的な不動産取引の仕組みです。新築一戸建てでも中古、土地、アパートでも一緒です。それぞれについて、どんな仕組みかみていきましょう。
物件を建てた会社から直接買う場合
この場合、仲介手数料は発生しません。
建築会社が自社で土地の仕入れから建築、販売までしますので基本的には不動産会社を通して購入することはできず、建てた会社からしか購入することはできません 🙂
売却したい方と買いたい方のあいだに不動産会社を1社通して買う場合
この場合、仲介手数料が発生します。
どのようなケースかというと、土地や自宅を売りたい方が不動産業者に売却依頼をして、その不動産業者が直接、購入者と売却したい方を結びつける場合です。このケースの場合、不動産業者は売却依頼をした方と購入した方それぞれから仲介手数料を頂くこととなります。このような取引を「両手仲介」といいます 😯
売却したい方と買いたい方のあいだに不動産会社を2社通して買う場合
この場合、仲介手数料が発生します。
どのようなケースかというと、土地や自宅を売りたい方が不動産業者(A社)に売却依頼をして、その不動産業者とは別の不動産業者(B社)が購入希望者に物件を紹介して成約となる場合です。この場合、A社は売主様から、B社は買主様から仲介手数料を頂くケースです。このような取引を「片手仲介」といいます 🙂
得しよ!はなんで半額でできるの??
得しよ!が半額でご紹介できる理由は、「新築一戸建ては両手取引だから」です。
新築一戸建て(建売住宅)の多くが「建てた会社は自社で建築をして販売は不動産業者に任せる」という仕組みとなっています。建てた会社(売主様)は日本全国で膨大な量の新築一戸建てを建築しています。そのため、一戸あたりの建築コストを圧倒的に下げ、販売価格を抑えることを実現しています。また、販売を自社で行わず、不動産業者を通して販売しているため、販売にかかるコストも抑えています。買う側からすると、必ずどこかの不動産業者を通してでないと購入できない仕組みとなっています 🙂
そして不動産仲介の場合、不動産業者の売上は不動産仲介料のみです。そのため、③のように片手取引の場合、売主様または買主様から頂く仲介料が売上の全てとなるため、半額でご紹介をすることは難しいのですが、②のような両手取引の場合、売主様からも仲介料を頂けるため、WEB集客に特化し、広告費や固定費を圧縮することによって、売主様からは満額頂かなくても運営できる体制ができています 😆